本研究では、1950-2015年のアジア域を対象とした長期ヒストリカル排出インベントリREAS (Regional Emission inventory in ASia) version 3を開発し、SO2、NOx、NH3、PM2.5などの主要な大気汚染物質について、東・東南・南アジアの国・地域における排出量の長期トレンドや発生源の変化などを解析しました。本研究で開発された、アジア全域の0.25°×0.25°月間排出量グリッドデータ、国・地域別の主要発生源・燃料種類別排出量テーブルデータが論文を通じて公開されています。論文の詳細はこちらです。また、本研究センターで実施されている、アジア域における大気汚染物質・気候変動関連物質の排出インベントリに関する研究については、こちらをご参照ください。