一般財団法人 日本環境衛生センター

アジア大気汚染研究センター

Asia Center for Air Pollution Research (ACAP)

2022.12.09 イベント

EANET/IIASA国際ワークショップ「アジアにおけるクリーンエアと持続可能な未来のための科学と政策のインターフェース強化」 – 12月19日開催

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12月19日(月)13:30-17:000(日本時間)

「アジアにおけるクリーンエアと持続可能な未来のための科学と政策のインターフェース強化」
EANET / IIASA International Workshop
Strengthening the Science-Policy Interface for Clean Air and a Sustainable Future in Asia

*日英同時通訳付き
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アジアの多くの地域では、大気汚染が人間の健康と持続可能な未来に対する最大の脅威となっており、この脅威に対処するために必要な技術的・行動的変化を特定するために、排出インベントリー、シナリオ開発、あるいは便益評価手法といったモデル分析による研究が増えています。これらの対策は大気質や公衆衛生に関する問題や、そのほかの持続可能な開発に関する懸念に対して費用対効果の高い解決策を提供してくれます。しかし、このような分析結果は必ずしも政策に反映されるものではありません。科学的根拠に基づくモデル分析と、モデル分析が影響を与えようとする政策との間には、しばしば乖離が生じることがあります。このことから、最新の科学的根拠に基づくモデル分析について議論するだけでなく、その研究を意思決定者に活かしてもらうための効果的なインターフェースについて議論することも重要です。
このワークショップは、アジアにおける科学‐政策インターフェースを強化することができる、最先端のモデリング分析について学ぶ機会を提供することを主な目的としています。

 

・セッション1
EANETで採用されたモデリング解析プロジェクトに関連して、IIASAと環境省が現在進めている大気汚染対策がもたらす多様な開発効果に関する共同研究プロジェクトのモデリング解析結果を紹介

・セッション2
IIASAと環境省の共同研究プロジェクトによる、持続可能な開発目標を達成するためのシナジー効果のモデル化分析結果を紹介

・セッション3
科学と政策の対話をどのようにデザインし、モデル分析からの示唆を政策開発に反映させ、実現可能性の社会的・制度的側面を取り入れたモデルを共同デザインしていくかについて議論するパネルディスカッション

 

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