バイオマスバーニングに関する排出インベントリのEANETウェビナーワークショップ/The EANET Emission Inventory Webinar Workshop on Open Biomass Burning を開催します。
開催日時: 2022年12月5日(月)14:30~18:05(日本時間)
場所: Zoomウェビナーによるオンラインライブ配信
1.背景
EANET参加国(特に東南アジア)における粒子状物質(PM)汚染の主な原因の1つは、農業廃棄物、森林、都市廃棄物などのバイオマスの野外燃焼(バイオマスバーニング)です。
農作物残渣の野焼きは、深刻な大気汚染を引き起こす主要な原因の1つであり、農業廃棄物の焼却による排出を削減することは、「アジア太平洋地域の大気汚染:科学に基づくソリューション・レポート(UNEP and CCAC, 2018)」で推奨されている25のクリーンエア対策に含まれています。
効果的な排出削減策を検討するためには、バイオマスバーニングからの排出の現状を把握することが不可欠です。排出量インベントリは、この目的のための強力なツールですが、バイオマスバーニングからの排出量を推計する手法は、他の人為的な排出源に対するものとは大きく異なります。
2. 目的と参加者
本ワークショップの目的は、バイオマスバーニングからの排出量を推計するための基本的な手法を不確実性を含めて学ぶことであり、バイオマスバーニングの影響を評価するために排出量インベントリを活用する方法についても紹介します。更に、参加者は自国におけるバイオマスバーニングの状況に関するショートプレゼンテーションを行い、専門家とのディスカッションを行う予定です。
ワークショップの参加対象者は、大気環境管理に携わる技術担当者、実務者、政策立案者であり、特に国家排出量インベントリの開発を担当している、または開発に関心がある方を想定しています。
3.アジェンダ
4.参加登録
EANET Emission Inventory Webinar Workshop on Open Biomass Burningへの参加を希望する方は、登録フォームをWebinar Workshop Secretariat (eiwws2022@acap.asia)まで送ってください。