一般財団法人 日本環境衛生センター

アジア大気汚染研究センター

Asia Center for Air Pollution Research (ACAP)

2022.12.02 イベント

第13回東アジア地域における大気モデル研究に関する国際ワークショップ開催のお知らせ

第13回東アジア地域における大気モデル研究に関する国際ワークショップ/The 13th International Workshop on Atmospheric Modeling Research in East Asiaを開催します。

開催日時: 20221222(),23() 9:0012:00(日本時間)

場所: Zoomウェビナーによるオンラインライブ配信

 

1.背景

アジアにおける大気質モデル・化学気候モデル間相互比較研究(MICS-Asia)は、大気環境の科学的理解を深めるだけでなく、アジアにおける政策立案のための科学的共通理解を深めるために、大気質モデル及び気候モデルの改善を目指すプロジェクトです。EANETは、MICS-Asiaコミュニティと密接な関係を構築してきました。東アジア地域における大気モデル研究に関する国際ワークショップは、MICS-Asiaの定例ワークショップであり、これまで、EANETは中期計画に基づき支援を行ってきました。過去のMICS-Asiaワークショップの要約は、EANETの科学諮問委員会(SAC)セッションの報告書に掲載されています。

大気質モデルは、大気環境の状況を把握し、大気汚染緩和策の効果を評価するための有効な科学的手段です。しかしながら、大気質モデルを有効に活用するためには多くの経験が必要であり、実績豊富な研究者が主催するワークショップに参加することは、大気質モデルに関するスキルや専門知識を身につけるための実践的な方法と言えます。

 

2.目的および参加者

東アジア地域における大気モデル研究に関する国際ワークショップは、EANETに大気質モデリングに関するキャパシティビルディングの機会を提供します。その目的は、大気質モデルを用いて大気環境関連物質の状況(大気化学・物理のプロセスを含む)を分析する方法論に、参加者が精通することです。また、最近の大気環境問題の評価に大気質モデリングシステムを適用した事例や、大気質モデリングシステムの設定やモデル構成要素などの最新情報についても学ぶことができます。

本ワークショップは、大気質モデルの実装に関する知識を向上させ、大気質モデリングシステムに関する最新情報を学びたいと考えているEANET参加国の大気質モデルの専門家を対象としています。また、このワークショップは、大気環境管理に携わり、かつ大気質モデリングシステムの活用に関心のある地域の技術担当者、実務者、政策立案者にも適しています。

 

3.アジェンダ

4.参加登録

The 13th International Workshop on Atmospheric Modeling Research in East Asiaへの参加を希望する方は、登録フォームWorkshop Secretariat (modelws2022@acap.asia)まで送ってください。