一般財団法人 日本環境衛生センター

アジア大気汚染研究センター

Asia Center for Air Pollution Research (ACAP)

2024.04.11 その他

アジア大気汚染研究センターの第6代所長として大原利眞博士が着任しました

令和641日付で、アジア大気汚染研究センター所長に大原利眞博士が着任しました。大原所長は1982年北海道大学大学院工学研究科博士課程修了後、計量計画研究所、静岡大学、国立環境研究所を経て、埼玉県環境科学国際センター研究所長を歴任し、大気環境学会会長も務めました。研究分野は、日本および東アジアの都市・地域スケールにおける大気汚染物質の排出インベントリ作成と化学輸送モデリングで、研究チームが開発したアジア域排出インベントリREASは大気汚染物質の包括的な排出インベントリとして世界的に利用されています。現在、中央環境審議会大気・騒音振動部会長を務め、日本の大気環境分野における科学と政策の連携にも貢献しています。また、2012年よりEANET科学諮問委員会委員を務めています。

 

大原所長のコメント

東アジアの大気汚染は依然として重要な環境問題です。また、大気汚染や酸性雨は気候変動や生態系保全、窒素循環などに密接に関係しています。ACAPEANETのネットワークセンターとして、また、国内センターとして、大気環境分野における研究力を活かし、社会との繋がりを強く意識し、関係機関と協働して研究展開を図っていく所存です。

アジア大気汚染研究センター 所長 大原利眞

 

ACAPの研究員情報は調査研究スタッフページよりご覧ください。